賃貸 交渉家賃を値下げ交渉出来るなんて考えてもみなかった、と言う人も多いのではないでしょうか。

 

特に関東地方の人は値下げ交渉が苦手と言われているので、したくても出来なかったと言う人もいそうですね。商売の街、大阪などは家賃を値切るのは当たり前!とまではいかなくても、交渉して成功を収めている人が多くいるようですよ。

 

そこで今回は、少しでも下がったら嬉しい、賃貸マンションの家賃の値下げ交渉方法について考えてみましょう。

 

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賃貸マンションの家賃値下げ交渉はするべき?

賃貸 交渉まず、家賃の設定は十分に調査されたうえで決められていると言う事を考えましょう。

 

参考:レオパレスの初期費用は安い?レオパレス以外の物件と徹底比較

 

初めての入居でいきなり「ここ気に入ったから住みたいけど家賃1万円安くして!」などのように、やみくもに伝えても上手くは行きません。家賃の交渉可能額は平均3,000円ほどなので、共益費や管理費が浮いたらラッキーだと考えましょう。また、

 

  • 住み替え
  • 初賃貸入居
  • 更新

 

によって値切りたい費用に違いが出るため、家賃だけにこだわらず少しでも費用が安くなる事を考えてみるのも良いかもしれません。

 

値下げ交渉は地域性や人気も十分に考える必要もあります。「値切る」と言うこと自体が浸透していない地域では、家賃交渉をしただけで「お断り!」と貸してもらえないケースがあります。

 

特に人気のある駅や、大学の近くなど、需要がある地域での交渉はしない方が良いかもしれません。大家さんにしてみれば、安くしなくても他に住んでくれる人がいるので上手く行くはずがないのです。「そんなこと言う人は住んでくれなくて結構!」となります。

 

家賃交渉が上手く行く可能性のある物件としては、

 

  • 築年数が経っている
  • 空き部屋が目立つ
  • 交通の便が悪い

 

など、住むには多少の難ありと言った部屋ですね。大家さんにとっては、空き部屋があるのが一番困るので、家賃を下げてくれる可能性もあるのです。

賃貸の家賃値下げ交渉は状況によって何が得かを考える

賃貸 交渉家賃値下げ交渉は、大家さんに悪い心証を植え付けてしまう可能性もあるので、最初からづけづけと言いたいことを言ってしまうのは良くありません。

 

「こんなところに住んであげるんだから安くしてよ」と言う気持ちが見えると、いくら空き室を埋めたくても断りたくなります。

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参考:賃貸マンションの修繕費は平均どのくらいかかる?

 

また、最初から物言いが悪い人は、近隣トラブルや契約違反、家賃の滞納などにつながることが多いと考える大家さんも多いので、たとえそんなつもりは無くても上手く行きません。

 

ここは、やみくもに家賃を値下げしてもらうより、身近なところからお願いしてみましょう。

住み替え

他の物件から住み替える時、契約の時期によっては離れる部屋と新居と重なってしまうこともしばしばです。新居には初期費用がかかるし、離れる部屋には退去費用もまっています。

 

そんな時に、ダブルで発生してしまう家賃はお財布を苦しめますよね。そこで、「長く住みたいと思っているので、離れる部屋の契約が切れるまでの1ヶ月をフリーレントにしてもらえないか」とお願いしてみましょう。

 

家賃が8万円の物件の場合なら、1ヶ月分が無料になると、結局家賃を3千円値下げしてもらった時の27か月分に相当します。通常、賃貸は2年更新なので家賃交渉は2年経ってからまたお願いしてみるのも良いかもしれません。

賃貸初契約

初めての一人暮らしの場合、契約自体もどんな事がおこるのかわからないので慣れない事はしない方が良いです。せっかく良い物件を見つけても、「よしネットで見た値下げ交渉をするぞ!」などと息巻いてしまうと、断られてすべてが台無しになってしまう可能性もあります。

 

相手は「「大家」と言う生き物ではありません。みんなそれぞれ考え方も違うので、誰かが上手く行っても自分の時も同じように行くとは限らないのです。

 

そのため、実際にとても条件の合う物件をみつけたけれど、予算が間に合わないなどの時は、仲介に入っている不動産屋さんにぶっちゃけて相談してみましょう。

 

どうしてもそこが良いと言うことを訴えてお願いすると、「礼金」が安くなるかもしれません。礼金は大家さんに対して、「部屋を貸してくれてありがとうございます」と言う意味があり、大家さんによってはそれが無くなっても毎月家賃収入がある方が得だと考える人も多いのです。

更新時・入居途中

すでに住んでいる部屋の家賃値下げ交渉としては、確実な証拠を手にしてからお願いしてみましょう。確実な証拠とは、同じマンションの入居募集広告に自分が払っている家賃よりも安く掲載されているものなどです

 

これは、長期的に住み続けていると良く起こるのですが、景気や時世によって家賃は変わるので、知らない間にその地域としてはべらぼうに高い家賃を支払っていた・・・なんてこともあるのです。

 

空き室が増えてきたマンションなどは、たまに募集広告に目を通してみると良いですよ。また、「HOME‘S」や「SUMMO」などで地域の家賃相場を確認してみるのも必要です。

 

今住んでいる地域が、世間一般的にはどれくらいの価値が相当なのかを知り、その上でどうにかならないかとお願いしてみましょう。

 

2年ごとに更新料がある場合、家賃ではなく更新料を無しにしてくれる場合もあります。更新料は家賃1ヶ月分のところが多いので、家賃が8万円の場合、次の更新までの2年間は毎月に換算すると3333円の値下げをしたことになります。

 

周囲との家賃の差を良く考えて、お得な方をお願いしてみましょう。

まとめ

家賃は少しでも安くなると助かりますが、あまり値下げに執着するとすべてが台無しになってしまうので気を付けたいところです。「値切る」と言うことには県民性や地域性が強く出るので、浸透していない場所では慎重にいきましょう。

 

また、大家さんは「がめつい悪徳商人」ばかりではありません。ちゃんと理由を考えて妥当な家賃を設定しているのです。どうしてもそこに住みたい場合の値下げ交渉は、「物件の魅力」「長期的な居住」など、大家さんが納得してくれるだけの考えをまとめておきましょう。

 

お金に関しては一切の値引きをしない方針の大家さんには、設備投資をお願いしてみるのも良いかもしれません。「エアコン」の設置などは助かります。

 

まずは、気持ち良く住み続けられることを第一に考えたいですね。

 

参考:賃貸マンションを借りる時・退去時に注意したい事まとめ【随時更新】

 

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